センター試験倫理の勉強法
【勉強を始める前に】
倫理という科目は、社会科目の中では覚える量が極端に少ない科目です。ですが筆者は、同じような思想の区別がなかなかできずに、12月の末まで70点台をうろうろしていました。しかし、ある時、本当にある1回のテストを境に、90点以上をコンスタントに取ることができるようになりました。おそらく、問題を解くうちに知識が整理されていったのではと思います。このように、暗記量ではなく、知識の繋がりや区別が大事にされる教科であるので、効率よく勉強すれば最小労力で最大効果を挙げることができると思います。
【勉強法】
倫理の勉強をするにあたって、教科書は必要不可欠ですが、教科書を中心に据える勉強法はオススメできません。前述のように、思想家ごとの「区別」が大切になってくるわけですが、教科書ではその差異があまり強調されておらず、記憶に残りづらいかと思います。勉強「法」としては何か1冊中心となる参考書を決め、その参考書を極めた後に、2冊目に進む、もしくは問題を解きながら知識の抜けを埋めていくのが良いかと思います。私は後者の勉強法をとったので、そちらを中心に説明していきたいかと思います。
まず中心に据えるべき参考書は、「センター試験倫理の点数が面白いほどとれる本」がオススメです。これをなるべく早く購入し、勉強の合間や寝る前に、覚えるつもりはなく何周か読んでいきましょう。もちろん他の本でも代用可ですが、気楽に読めるのに内容もそれなりに入っているという点で、この本がいいと思います。直前期(11月〜12月)までは面白いほどを中心に勉強を進めるといいでしょう。
ここから分岐します。
【A】8割が目標!の人
ここから問題演習に入ります。過去問は必ずやりましょう。近年、問題のレベルが上がっているということですが、昔の問題でも知識の確認にはなりますし、同じ内容の問題がたびたび問われることがあります。また、知識面での勉強だけでは対応できず、対策も難しい「考える問題」の練習にもなります。その後、各予備校等で出しているマーク式問題集等も用いて演習を重ねましょう。間違えた問題は必ず復習し、できれば復習用ノートをつくり知らなかったことがらをまとめていくといいでしょう。
【B】9割から満点が目標の人
もう1冊参考書、もしくはそれに類するものを用いるべきです。私が用いたのは「現代の倫理ノート 改訂版」と「センター試験への道 倫理」です。前者は書き込み式で知識の確認ができる参考書、後者は過去問を分野別にまとめた問題集です。「センター試験への道」では、いわゆる「考える問題」や「現社分野の問題」も掲載されており、12月中に十分な対策ができました。これ以外には、「これならわかる倫理」などは2冊目に用いるのに十分な参考書だと思います。また、知識面での補強では「倫理一問一答」などを使うと、万全を期することができるかと思います。
問題演習としてはやはり過去問が必要不可欠です。マーク式問題集などのほかには、駿台のパック5や、各社のセンターパックなどを用いてもよろしいかと。それから、1年間で受けた模試の復習も大事です。倫理の勉強の進んでいない夏休みなどに受けたマーク模試などを解きなおすと、意外と新しい発見があったりします。
また、問題を解くときの方法ですが、各大問、最後にある趣旨を問う問題は、リード文の最初の段落と最後の段落を読み、一般常識とそこそこの国語力さえあれば解けるといわれています。途中にある文は全部すっとばして、最初と最初の段落で、筆者の言いたいことを掴み取れれば、正解することができるでしょう。また、一般常識があれば解ける問題に関しては、新聞の社説で書いてありそうな、もしくは日曜朝のニュース番組でコメンテーターが発言していそうな内容が、正解であることが多いです。そして、「絶対」や「必ず」の入った選択肢はよほどのことがない限り間違いです。これも、覚えておいてください。
Written By 副管理人(2008年度センター倫理94点)