センター試験数学の勉強法

【勉強を始める前に】
 ある意味センターの中で一番勉強しにくい教科が数学です。直前にばっとやってなんとかなる理社とも違うし、対策をあまりしなくても点が取れないわけではない英国とも違う、一番やりづらい教科です。そこで当サイトでは、いくつかのパターンに分けて勉強法を紹介したいと思います。


【勉強法1:理系or2次試験に数学があり、勉強をしている文系】
 さて、こういう人たちにとってセンターの数学とは、計算力勝負になるかと思います。つまり、スピードと正確性ですね。2次試験の数学と比べ、誘導がしっかり付いているセンターでは、解法が思いつかない!なんて事態はそうそうないかと思います。さて、そのためにはどうすればいいかというと、50分や40分での演習がいいかと思います。私は50分での演習を6回程度、45分での演習を4回程度行い、本番は時間に余裕を持って終わることができました。この演習を行うときのポイントは、やばそうになったら次の問題に行く、その「飛ばす」感覚を身につけることだと思います。これくらいの計算量なら飛ばさなくても済む、この流れだと解けそうにない・・・そういった感覚(危機察知能力とでも言いましょうか)を身につけることで、もし被害が出ても最小限に収めることができます。逆に、満点にこだわりすぎると大問1で引っかかって40分をそこに費やし・・・なんてことが無いともいえません。
 また、終わった後の復習も大切です。時間が足りなかったならもう1回解きなおしてみる、わからなかったのならわかるまで解説を読む、そういった努力が必要です。とにかく、センターレベルの問題を解く力は十分にあるので、ひたすら演習を重ねていきましょう。ただし、2次試験があるからと言って全く対策しないのはオススメできません。ぜひ何度か問題を解いておくと良いでしょう。


【勉強法2:2次試験に数学のない文系】
 おそらく数学から離れて久しいと思います。ですが、センターの数学が取れると大きなアドバンテージとなるので頑張りましょう。なるべく早めに対策を始めて、12月くらいから問題演習を始められるといいですね。
 まず、軸になる参考書ですが、「センター試験 数学I・Aの点数が面白いほどとれる本」「センター試験 数学II・Bの点数が面白いほどとれる本」がイチオシです。他には「きめる!センター数学I・A 」「きめる!センター数学II・B 」などがオススメですね。両書とも解説が非常に優れており、じっくり読んでいくことでセンターに対する力を養うことができます。逆に、あまりオススメしないのが「センター試験必勝マニュアル」でしょうか。8割の人が9割から満点を目指すのにオススメしますが、数学に触れてこなかった人が初学書として用いるにはやや向かないかと思います。
 さて、12月に入ったらまず演習ですね。まずはマーク式問題集から入りましょう。過去問は数年前に傾向が変わり、1年分60分を通しての演習として用いることができるのは2〜3年分くらいです。マーク式問題集をやっていくうちに、何が足りないのかわかるようになってきます。「時間が足りない」というのが一番の壁だと思いますが、大問4問を通して解くペースが遅いという人はなかなかいないと思います。できないところで詰まる、苦手な分野で解くのが遅くなる、これが大きな原因だと思います。もちろん、苦手な分野を最後に回すのも手ですが、苦手な分野がわかったらその分野を集中的に演習してみるのもいいかもしれません。私は確率と平面図形、数列が苦手だったので、10年分ずつ過去問を抜き出して演習しました。その結果、多少難しい問題でも解答の糸口をつかめるように、また反射的に手が動くようになりました。このように、苦手の分野の演習を終えたら、仕上げとしてセンターパック等用いてもう一度演習してみましょう。数学が苦手な人は毎日数学に触れることが必要だと思います。前日まで、少しでも多く問題を解きましょう。


【勉強法3:文理問わず数学が壊滅している人】
 さて、どの程度数学ができないか、どの程度時間がかけられるかにもよりますが、まず中学レベルの数学すら危ういという方には「語りかける中学数学」をオススメします。多少値が張りますが、解説がとてつもなく丁寧で、中学数学を身につけることができますね。中学レベルはどうにかなる、という人には、同じく「語りかける高校数学」を薦めたいところですが、これは数Tしか出てない上に値も張り、非常に分厚いので、高校3年生にはちょっと・・・。数学の苦手な高校1年生におすすめです。さて、ではどうすかというと、「高校これでわかる数学」シリーズを用いましょう。本当に初歩の初歩から(もちろん中学数学は理解していることを前提に)解説してくれるので、とりあえず数学の基礎を身につけることはできます。これで大丈夫そうなら、2番に挙げた「面白いほど」や「きめる!」を用いていいと思います。その後、問題演習を重ねていくとばっちりですね。
 ここで注意したいのは、数学はすぐに理解できるとは限らないということです。これはいったいどういう意味なんだ?全く意味がわからない・・・。という状態は絶対に訪れます。私は、なぜかベクトルの方向ベクトルの意味が全く理解できず、2時間悶々と考え続け突然理解したという思い出があります。そういう状態に陥ったとき、非常に強いストレスを感じることでしょう。しかし、そこで諦めずに何回でも何回でも参考書を読み、問題を解きなおすことで、きっと1段階進んだ状態に到達できると思います。諦めなければ、きっとできるようになりますよ。


 センター数学全体を通してでは、やはり演習をどれだけ重ねたかが最後にものを言うかと思います。どの教科でもコレを書いている気がしますが(笑)苦手な人もできるだけ早く対策をはじめ、12月くらいから1日に1年分、毎日演習を重ねることで、8割・9割といった点数を取っていくことができるようになると思います。その中ででてきたわからない点は、必ず解決することが大切です。わからないところっていうのは一種財産のようなもので、そこを解決することで確実に実力が1ランクアップします。ぜひ頑張りましょう!


                       Written By 副管理人(2008年度センター数学200点)