センター試験世界史の勉強法
【勉強を始める前に】
世界史という科目はその性質上(膨大な量、タテヨコの繋がりの把握)、高得点を狙うには社会科目の中でも多くの時間を割かなければいけないので、選択する人は覚悟しておく必要があると思います。目安として、筆者は高3の時、授業週3回、課外週4回の他に復習も行っていました。ただし、一度暗記してしまえば地理などに比べて絶大な安定感を発揮します。医学部志望の人などで、「絶対9割以上ほしい」という場合に選択してみるといいでしょう。
勉強を始める時期ですが、高1か高2で途中まで履修している場合は、高3になる前の春休みに手をつけるのがベストかと思います。筆者はこの春休みに「はじめる世界史50テーマ」で既習範囲の復習をしました。また、二次試験に世界史がある大学を受ける場合は、3年生が始まる前にある程度通史を進めておくことをおすすめします。
それでは具体的な勉強法を見ていきましょう。
【勉強法1:センター試験のみの人】
【A】9割〜満点が欲しい!という人
1、授業や課外の板書はマインドマップという方法で取ります。詳しくはリンク先を参照下さい。ただ、授業中に絵などを描いている余裕はないと思うので、キーワードを書いて○で囲んで繋げる程度でいいと思います。各自工夫してみて下さい。先生の板書通りに取るよりも格段に覚えやすくなりました。独学で勉強している人は最初から教科書を読んでいくのではなく、「ナビゲーター世界史B」「青木世界史B講義の実況中継」などを読みながらマインドマップを作成してみると頭に入ってくると思います。
2、筆者は帰りの電車(17分間)は世界史の復習をやる時間と決め、その日のノートを見返していました。「復習」という作業はどの教科でも大切なことですが、世界史においては特に重要で、寝る前などその日のうちに復習してしまうことが記憶を確固たるものにする秘訣だと思います。これが復習の第一段階です。
3、授業や課外では数回の講義ごとに小テストが行われていました。この小テストの勉強は、復習にもなるのでしっかりやっていました。習ってから(独学の場合は参考書を読んでから)1週間くらいのこのタイミングでやるのが復習の第二段階です。独学の人、小テストをしてくれない先生の人は、範囲をまんべんなく網羅している問題集や、「よく出る世界史B一問一答」「一問一答世界史B用語問題集」などを買っておいて、講義4〜5回ごとに記憶の整理をすることをおすすめします。
4、復習の第三段階が定期テストです。筆者は他の教科の定期テストは手を抜いていましたが、世界史だけはしっかりと勉強していました。思うに、社会系の教科の定期テストは暗記チェックに使えるので、手を抜かずにやるべきだと思います。この時はとっておいた小テストや一問一答で対策します。センターは紛らわしい文章が並んでいて、一問一答タイプの暗記ではいけないのではないかと思われがちですが、個々の出来事をしっかり把握しておくことで文中の正誤が判断できるようになるので、基本の勉強はこれでOKです。
5、普段1〜4までのことをやっていれば河合、駿台などのセンター模試では8割はとれるようになります。ここから9割にもっていくためには過去問を繰り返しやります。私は12月からやりましたが、最新10年分の本試・追試をやりました。過去問に出ていることが問い方を変えて繰り返し問われるので、過去問はやっておくべきです。あとは各社のセンターパックなどで演習すれば9割越えができるのではないかと思います。
【B】7割とれればいい!という人
基本的にAの場合とやることは変わりませんが、時間がない人は文化史や現代史はある程度捨てても7割はとれると思います。近代史、西洋史、中国史、最近は東南アジアなんかは頻出ですので、その辺は抑えておくことが大切です。
【勉強法2:二次試験に世界史がある人】
二次試験に世界史がある人もあまりセンターの勉強法は変わりません。センターの基本知識がなければ論述は書けないからです。ただし、論述の練習時間の確保のために夏休み〜2学期くらいまでには通史をある程度終わらせておくことが大切です。筆者は一橋大学を目指していましたが、通史に時間がかかり過ぎて論述に時間を割くことができませんでした。
あと、基本知識の習得をする際には因果関係に注意して暗記して下さい。ぶっちゃけセンターはゴリゴリ暗記しておけばなんとかなりますが、「〜が・・・したから○○が起こった」としっかり理解しておくことで論述対策になった時に楽になるはずです。それでは頑張ってください。
Written By 管理人(2007年度センター世界史92点)